「ナポリを見て死ね。」
「バナナボートに乗ってから死ね。」(☆diva.jp☆作)
2年前のちょうど今頃、沖縄で3日間のリゾート休暇を楽しんでいました。初日・2日目とどしゃ降りの雨
に見舞われていて、最終日の3日目に沖縄に来て初めて太陽
の光を浴びながら、チェックアウト後宿泊していたホテルのプライベートビーチをお散歩していた時です、「キャー!キャー!」という楽しそうな黄色い叫び声を耳にするのです。
声がする方向に目を向けると、ジェットスキーに先導されたビニールの黄色い物体にまたがった数人の若者たちが、海の上を右に左に身体を傾けながらキラキラ光るシブキ
を体中にあびながら、楽しそうに沖縄の青い海を独り占めしているではないですか!
「バナナボートだ!」
それから一年後、昨年久米島に行った時に、同行した友人たちに、
私 : 「ねえ、バナナボートに乗らない?!」
友人1 : 「なにを言っているの。バナナボートから落ちて首の骨を折った人がいるのよ!」
友人2 : 「バナナボートは若い人が乗るものなのよ!」
と即却下。
そして今年も同じ友人たちと沖縄へ・・・・・
私 : 「ねえ、バナナボートに乗らない?!」
友人1,2 : 「いいわよ!」
と、すんなりOKが・・・・・
これは、この一年間同行者である友人たちに会うたびに「バナナボートに乗らないと死ねない!」と悲痛に訴えていた成果でしょうか。
さてベストとヘッドギアを着用して準備完了の私たちは、前のグループのパフォーマンス(?)を眺めることに。
「あっ!一人落ちた!」「また落ちたわ!」
なんと4人中2人がシブキ
とともに海に落ちているでは・・・・・呆然と立ち尽くしている私たちに、
「前のグループがそろそろ終わるので、桟橋の先まで行って待っていてください。」
ポリタンクをつなげただけのゆらゆら揺れている橋をバランスをくずしながら目的地までやっとこさ到着すると、ちょうど前のグループも到着しました。
「ハンパジャナイッスヨ!」「絶対ニ落トサレマスヨ!」
と興奮さめやらない様子です。
さぁ!次は私たちの番です。私たちをジェットスキーで引率する長髪で色黒のイケメンのインストラクターが、私たちを振り返るると、「絶対に落としますよ!」と溢れんばかりの白い歯をのぞかせて微笑みます。
さて10分間の私たちのバナナボートのパーフォーマンスの詳細は・・・・・美しい物を販売する立場の私としては、恐ろしいものがあるのでここではちょっと語れません。ただ、3人とも最後までハンドルをにぎりしめて持ちこたえていたことだけはご報告しておきますね。
ビーチに戻ると、前のグループの若者たちから拍手で迎えられ、
「スゴイッスネ!」「ズット落チロ!落チロ!ト念ジテタンスヨ!」
私たちは「平成生まれの若者たちには負けないわよね!」「だてに昭和を生き抜いてきたわけじゃあないわよね!」と自信満々に花道のビーチを胸をはって通りぬけました。
とは言っても、ハンドルを握っていた腕とバナナボートを必死に挟んでいたモモの筋肉痛が、翌日の夕方ぐらいに時間差でおそってくるという現象は、若者には絶対にありえないことですよね。(笑)
「バナナボートに乗ってから死ね。」
バナナボートに乗ったからといって私は死にません。バナナボート乗車(?)の平均年齢の高さをギネスに挑戦するまでは。
→ポリタンクの橋に横付けされたバナナボート。
注記:
「ナポリを見て死ね。」という名言は、『ナポリを見ずして「恋」も「人生」も「芸術」もそして「死」さえも語れない。』という意味で、『ナポリにを見てから死になさい』という意味ではございません。
☆diva.jp☆