ヨーロッパの名窯の酒盃コレクション
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前回は「ヴェルサーチ風中国の金魚鉢」を紹介しましたが、今回はピカソのオリジナルリトグラフ、これもオークションハウスで入手したものです。
ピカソさんには悪いですが、リトグラフが欲しかったわけではなく、ずっとこういうフレームを探していたからなんです。大手のフレーム屋さんから個人のフレームアーティストまで、ずいぶん探し回りましたが、結局イメージ通りのものは見つからず、ふとあるオークションハウスの倉庫(?)を見せていただいたときに見つけ、これだ!と思ったもの。サーティフィケイトもすべて揃っていましたが、はっきりいってそんなものはどうでもよく、即刻4点すべてゲットいたしました。ゴールドに深緑や赤で装飾がしてあり、見れば見るほど綺麗なフレームです。
右の大きいのは女性のポートレートでサイズは85x101cm、小さいほうはフクロウ、犬、ラクダの一筆描きで58x64cmです。最初は絵を替えようと思っていたのですが(またまたピカソさんごめんなさい)、けっこう素敵なのでこのまましばらく飾っておこうと思い、いまだにそのままリビングに飾ってあります。
ちなみにこれは前回ちょっとお話したように、業者さんからの品物で新品、定価は大が1300ユーロ、小がそれぞれ900ユーロでしたが、いくらで入手したかはナイショにしておきます。
この動物の3部作の一筆描きですが、以前テレビで、ピカソがビデオモニターに向かってピンライトで思い出しながら描いてみせ、それを実際のイラストと重ねると、寸分の狂いもなくぴったりと合わさった様子が放送されたので、日本でもご覧になった方がいらっしゃると思います。やはりピカソは天才なんですね。凡人には計り知れない能力があるようです。
ある画家の友人は、インスピレーションを求めて(?)ときどきインドやアフリカ、ヨーロッパのどこかの国の寒村のような所に出かけていきますが、旅行の写真というものが一枚もありません。まずカメラというものを持ったことがないんです。「写真なんていらないよ。全部ここに入ってるからね。」といって、頭を指差します。う~ん . . . . やっぱり凡人の私とはどこかが違うらしいです。
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仕事でもプライベートでもオークションハウスは楽しいものです。初めてオークションハウスで落札したのは、15年ほど前のことで、シルバーのティーサービスでした。手を挙げる瞬間のときめきを、今でも昨日のことのように覚えています。特にその日はたまたま年配の方ばかりだったせいか、慣れない私は落札した瞬間、なんとなくくすぐったいような気持ちになりました。
オークションハウスというと、まずアンティークを連想しますが、アンティークばかりではありません。商品を委託するのもプライベートから業者まで様々です。業者からの場合も、在庫の一部を処分したいときと、また倒産してしまった会社の在庫処分のときなどがあります。そういう時は買いに来るのも業者なので、会場内の空気はさらに緊迫したものになります。
オークションハウスの最大の楽しみはこの緊張感です。そして、その緊張感は商品自体はもちろんですが、なんといっても競売人、オークショニアにかかっています。私のお気に入りのオークションハウスのオークショニアは「オークショニアはマジシャンだからね」といいます。本当にそのとおり!舞台に立った瞬間、お客を一気に引き付けてしまうオーラが必要です。
わりと最近落札したもので気に入っているものをご紹介します。観葉植物の鉢カバーとして使っている、一見ヴェルサーチっぽいデザインのものです。実は、これは中国の金魚鉢なんです。40x30cmと大きくものすごく重いのですが、磁器の鉢カバーでこれほど大きいものは注文しない限りないので、おもしろい掘り出し物だったと思っています。
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