本日ショップサイトに、ラリックの花瓶とコンポートの2点をアップいたしましたので、是非ご覧下さいませ。
歳を重ねていくと「My First~」という感動がほとんどなくなってしまいます。そして過去に沢山あった「My First~」という体験もどんどん忘れ去られてしまいます。
ショップサイトにラリックの商品をラインナップするにあたり、久し振りに本棚から図録を取り出してパラパラとめくっていたら、1枚の走り書きのメモがこぼれ落ちました。
「あっ!取ってあったんだ。・・・・・」
ん(?)十年前、私が社会に出てすぐのころのお話です。初めてヨーロッパ旅行をした時に、パリの凱旋門近くの一軒のお店の「SOLDE」という文字に吸い込まれるように入った時のことです。
そのお店はクリスタルのセレクトショップ(だったと思います)で、一歩足を踏み入れると、沢山のクリスタルの商品がディスプレイされていて、それはもう目が釘付けになってしまいました。
当時私はまだまだ若輩者だった故、クリスタルといえばバカラぐらいしか認知していませんでした。もちろんバカラもあったと記憶していますが、そのショップで私が一番最初に手にとったのがラリックの花瓶でした。
美しくて、それは美しくて・・・・・その時は美しい以外の言葉が浮かびませんでした。
ショップの店員さんから見れば、その当時の私なんか小さな子供にしか見えなかったのでしょうね。私がショップに入ってもずっと無視し続けていたのです。それでもあまりに長い時間ラリックの商品を見つめていた私を見かねたのか、おもむろに「マドモワゼル!」と声を掛けてくれました。
その時私は清水の舞台から飛び降りる気分で、ラリックの花器を3点購入してしまいました。パリでのラリックとの素敵な初対面の高揚感と、お高い買い物をしてしまったというほんのちょっとの後悔をかかえて日本に帰って来てから、またまたビックリ!です。私がパリで購入した花瓶が高島屋で5~10倍ぐらいで販売されていたのですから・・・・・
本当に良い時代でした。
今では海外購入のお得感はほとんどありませんよね。移動の最中に壊れてしまうのでは・・・・・という心配を抱えながら、そして最近とみに厳しくなった荷物の重量制限にひっかかってオーバーチャージを支払うことを考えたら、日本で購入した方が良いかもしれません。
あれからラリックの花瓶は、私とともに年月を過ごし、今現在も我が家の飾り棚の中にしっかりと納まっています。図録からこぼれおちたメモを見るまでは・・・・・
--- そのメモには何が書いてあるかですって!
パリのそのショップでしっかりと私を無視してくれた店員さんが、私のただならぬ気配を感じとった後に、フランス語が全く理解できない私のために、その3つの花瓶の値段(もちろんFFですよ)と15%オフ(タックスリファウンドの意味かな?)であること。そして日本円にするとこれぐらいだよということを丁寧にメモに残してくれたのです。
ほとんど忘れかけていたラリックとの思い出を蘇らせてくれたこの1枚のメモに促されるように、飾り棚から花瓶をひとつ取り出して、久し振りにお花を生けてみました。
DivaDivaのラリックと一緒に撮った写真が一番上の画像です。
長々と私とラリックとの出会いのお話にお付き合いいただきありがとうございました。
さて当店の2nd. アニバーサリーキャンペーンは、今日を含め残り5日となりました。ぜひぜひご参加くださいませ。
次回はキャンペーン明けになります。フッチェンロイターの限定品のブルーオニオンのモカ数点と、シルバー模様のモダンなプレートを予定しております。
☆diva.jp☆